前頭側頭型認知症の診断基準


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前頭側頭型認知症の診断基準は患者さんの頭部の画像撮影などをして、前頭葉や側頭葉に委縮がみられるかどうかを調べる事から始まり、家族からの患者さんの普段の行動や以前との違いなどを聞いたりして目星をつけるという事はあると思います。

前頭側頭型認知症のタイプはいくつかに分けられているので、神経細胞の中にピック球と言われる物質がどのくらいあるかを調べ、その検査結果を見て前頭側頭型認知症の診断基準とする場合もあるでしょう。

ただ、ピック球がみられないタイプの場合だとなかなか判断がつきにくく、初期の段階ではそれほど前頭葉や側頭葉に変化がみられないため、精神障害だったりうつ病などと勘違いされてしまう事もあると言われています。

なぜこれほど診断基準が少ないのかというと、実はこの前頭側頭型認知症という病気の治療法は確立されていません。それだけではなく日本ではこの病気を専門的に扱っている医師がほとんどいないというのもあるのではないでしょうか。

しかしながらこの前頭側頭型認知症という症状は早期に発見できれば有効かもしれないと言われている治療法を行えるので、ぜひとも初期の段階で発見したいと思うものです。そこで現在ではより効果があると思われる検査が行われるようです。

例えばPET検査やSPECT検査と言われる検査が有効なのではないか?と言われているので、これらの検査をして初期の段階で発見しようとしているのが現状のようです。

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