前頭側頭型認知症の特徴


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前頭側頭型認知症の特徴はどんなものがあるのでしょうか?調べてみると、一般的な老人性の認知症とは違った症状や特徴があるのがわかります。最大の特徴としては比較的若い人でも発症する可能性があるという事ではないでしょうか?

たまに耳にした事があると思うのですが若年性認知症という名前や若年性アルツハイマーという病名を聞いた事がありませんか?例えば40歳前なのに認知症の症状が出て、そのまま病状は進んで行って最後には家族や大事な人の名前や顔すら忘れてしまうというものです。

まったく同じ病気とは言えませんが、若い年齢で発症する事があるという点ではとても似ている病気であると言えます。また、一般的な老人性認知症が脳全体が委縮していくのとは違って、前頭葉と側頭葉という部分が委縮していくのも特徴的だと言えます。

前頭葉と側頭葉というのは記憶や言葉などを司っている場所なのですが、その部分が委縮していくために言葉の意味がわからなくなったりします。症状が進んでいくと言葉自体が発せられなくなったりするので患者さんはイライラしたりするようです。

また、前頭葉は運動前野という働きを司っているためにこの部分が委縮すると、それまでの人格がガラッと変わってしまうと言われています。実際に世界中で前頭葉に障害が残るケガなどをした場合には、同じように性格が変わったという報告がされています。

ただ性格が変わるだけならばいいのでしょうが、実は前頭葉という部分に障害が出ると衝動に歯止めがかからなくなるという弊害が出てきます。つまり前頭葉が委縮する事によって性格がまったく違うものになってしまうという特徴が出てくるのです。

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